作品説明
九谷焼の伝統的柄である花詰と小鳥をモチーフにした香水瓶です。
小鳥が楽しげに花と戯れている様子を優しい色調と繊細なタッチで描かれています。心が優しく軽やかに弾む香水瓶にしたいという想いが込められた作品です。
彼女の作品の大きな特徴である水彩画のような色調の緻密な描写は、ガラス質の光沢が華やかな九谷の和絵具と、幅広い色の濃淡を創り出せる洋絵具、金彩を組み合せることで生み出されます。
素地は、高度な技術が必要な素地作りに定評があり、繊細な美意識を細部にまで通わせるセンスを伏せ持つ工藤完子氏と、九谷焼技術研修所の設立当時から定年退職まで教鞭を執っていたことからも分かる、様々な技術や技法、そして豊富な知識や経験を持つ工藤武氏のお二人が手掛けました。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
九谷焼 | 河田 里美
プロフィール
- 2005年 石川県立九谷焼技術研修所 本科 卒業
- 2007年〜 日本工芸会・正会員、中村陶志人氏に師事
- 2009年〜 Atelier風 作品制作に参加
詳しいプロフィールはこちらでご覧いただけます。