作品説明
陶芸の様々な技法を用いて制作された九谷焼の香水瓶です。
曼荼羅や宇宙観をモチーフにした独自の絵柄が全面に施されており、緑と金銀彩が美しい作品となっています。
素地は、高度な技術が必要な素地作りに定評があり、繊細な美意識を細部にまで通わせるセンスを伏せ持つ工藤完子氏と、九谷焼技術研修所の設立当時から定年退職まで教鞭を執っていたことからも分かる、様々な技術や技法、そして豊富な知識や経験を持つ工藤武氏のお二人が手掛けました。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
九谷焼 | 鈴木 秀昭
プロフィール
- 1959年 東京都に生まれる
- 1986年 ユタ州立大学社会学部 卒業(アメリカ)
- 1991年 石川県立九谷焼技術研修所 卒業
- 1993年 クランブルック・アカデミー・オブ・アート大学院 修了(アメリカ)
- 1992年 第13回ヴァロリス国際陶芸ビエンナーレ 文化相賞(フランス)
- 1994年 アーティスト・イン・レシデンス(バンフアートセンター、カナダ)
- 1995年 アーティスト・イン・レシデンス(ヨーロピアン・セラミックスセンター、オランダ)
- 1996年 アーティスト・イン・レシデンス(ウッドストックアートセンター、アメリカ)
- 1997年 アーティスト・イン・レシデンス(真露国際陶芸ワークショップ、韓国)
- 1998年 ゴールドコースト国際陶芸展大賞(オーストラリア)
- 2000年 シドニーメイヤー国際陶芸展 奨励賞(オーストラリア)
- 2001年 第52回ファエンツァ国際陶芸展 入選(イタリア)
- 2002年 第18回ヴァロリス国際陶芸ビエンナーレ 入選(フランス)
- 2004年 スライドレクチャー(日本大学国際関係学部 国際交流学科)
- 2006年 シドニーメイヤー国際陶芸展 優秀賞(オーストラリア)
- 2007年 日本大学国際関係学部 非常勤講師(~2010)
- 2009年 現代工芸への視点-装飾の力-(東京国立近代美術館 工芸館)
- 2011年 第1回現代工芸アートフェア(東京国際フォーラム)
- 2012年 日本橋三越本店にて個展(08・10)
- 2014年〜石川県立九谷焼技術研修所 県外講師
- 2015年 茨城県立笠間芸大学校 県外講師(〜18)
- 2016年 アートフェア東京2016 参加(東京国際フォーラム)
- 2017年 ビジティングアーティスト(The Pottery Workshop、中国)
- 2018年 「金彩の美学」吉田幸央 × 鈴木秀昭展(和光・東京)
- 2019年 「色絵九谷」個展 (陶渓川美術館、中国)
- その他国内外で展示、コレクション多数