作品説明
金沢の雨の風景をモチーフにした九谷焼の素地に漆が施された香水瓶です。
サンドブラストをかけ、白漆を一面に塗り、色漆で点描、錫粉、紺色の漆を施し、白漆を塗った後研ぎ出すと、高橋さんならではの変わり塗りが出てきます。
漆の白と九谷の白の違いを楽しんでもらいたいという想いが込められた作品です。
素地は、高度な技術が必要な素地作りに定評があり、繊細な美意識を細部にまで通わせるセンスを伏せ持つ工藤完子氏と、九谷焼技術研修所の設立当時から定年退職まで教鞭を執っていたことからも分かる、様々な技術や技法、そして豊富な知識や経験を持つ工藤武氏のお二人が手掛けました。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
漆芸 | 高橋 悠眞
プロフィール
- 1988年 東京都生まれ
- 2008年 「GEISAI#11」東京ビックサイト
- 2013年 「四狼展」代官山UPSTAIRSGALLERY
- 2014年 「88`から未来へ-被災地復興チャリティ-展」 益子やまに大塚ギャラリー
- 2015年 東北芸術工科大学 芸術学部美術科工芸コース 卒業
- 2015年 金沢卯辰山工芸工房 入所
- 2016年 「漆で寿ぐ」 アートスペース・モルゲンロート(南青山)
- 2017年 「第73回 金沢市工芸展」石川県伝統産業振興協議会 会長賞
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