作品説明
"香る"というテーマに合うように桜を器全体に施した九谷焼の香水瓶です。
ひとつひとつ線の向きや構図にも心を込めて描かれた桜の花々はまるで、やわらかな桜の香り漂うかのような仕上がりとなっています。香盃とは対照的に写実的に描かれた桜はそれぞれ表情が異なります。
素地は、高度な技術が必要な素地作りに定評があり、繊細な美意識を細部にまで通わせるセンスを伏せ持つ工藤完子氏と、九谷焼技術研修所の設立当時から定年退職まで教鞭を執っていたことからも分かる、様々な技術や技法、そして豊富な知識や経験を持つ工藤武氏のお二人が手掛けました。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
九谷焼 | 西 由香
プロフィール
- 石川県小松市出身
- 2003-2004年 保育士として勤務
- 2014年 石川県九谷焼技術研修所 入所
- 2016年 第39回伝統九谷焼工芸展 能美ロータリークラブ新人賞受賞
- 2017年〜自主制作