作品説明
九谷焼の様々な技法を組み合わせて"はらいそ"の世界を多彩に表現した九谷焼の香水瓶です。
"はらいそ"とはポルトガル語の「paraiso(天国)」が語源となっており、キリスト教が日本に伝来した際に、日本のキリシタンによって天国や楽園を指す言葉として広まりました。
鮮やかな色彩で花や蝶を器全体に隙間なく描かれています。染付と上絵、金彩を組み合わせた絵付けは、色の奥行きと深みを感じさせてくれます。
素地は、高度な技術が必要な素地作りに定評があり、繊細な美意識を細部にまで通わせるセンスを伏せ持つ工藤完子氏と、九谷焼技術研修所の設立当時から定年退職まで教鞭を執っていたことからも分かる、様々な技術や技法、そして豊富な知識や経験を持つ工藤武氏のお二人が手掛けました。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
九谷焼 | 朴木 友美
プロフィール
- 石川県金沢市生まれ
- 2015年 石川県立九谷焼技術研修所本科 修了
- 2015年 27年度パーマネントコレクション 選定
- 2016年 石川県立九谷焼技術研修所研究科 修了
- 2016年 28年度パーマネントコレクション 選定
- 2016年 第30回石川の現代工芸展 NHK金沢放送局長賞 受賞
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