作品説明
「常世(常夜)」をテーマに色鮮やかなオリジナルの文様を描く、西野美香さんの九谷焼の茶心壺です。すべてフリーハンドによる手描きです。
「常世」とは海の彼方にある理想郷であり、黄泉の国であり、現世(うつしよ)と相対する永久不変の神の世界とされています。木箱入りです。
こちらの作品には、夜空を訪問するUFOが描かれています。彼女は石川県羽咋市ご出身で、羽咋は「UFOの街」とも言われており、それに伴って最近の作品ではUFOを描くことが増えたそうです。怪しく夜空を浮遊するUFOが、可愛らしくも感じられます
素地は、九谷焼技術研修所の設立当時から定年退職まで教鞭を執っていたことからも分かる、様々な技術や技法、そして豊富な知識や経験を持つ工藤武氏が作られました。
ジュエリーのように施された、本金とプラチナによる「デコ盛」(盛り絵具を用いて点や線を立体的に描く九谷焼の伝統技法)も、作品に華を添えています。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、商品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
九谷焼 | 西野 美香
プロフィール
- 2006年 金城短期大学美術学科デザインコース卒業
- 2013年 石川県立九谷焼技術研修所本科卒業
- 2014年 石川県立九谷焼技術研修所研究科卒業
- 2014年 パーマネント賞受賞
- 2014年 九谷焼卸問屋に入社 絵付けに従事
- 2017年 九谷焼技術者自立支援工房入室
- 現在、石川県能美市にて制作
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