作品説明
工藤 完子さんの想像力と独創性あふれた、九谷焼の酒杯です。九谷の白の盛り絵具で施された蛇の鱗や白い花が、立体感を表現しています。赤い模様は血液のイメージです。
ギリシャ神話に登場する魔物『メデューサ』を思わせるような、女性の頭部を表現しています。手に取る方によって想像力を楽しめます。
素地作りと絵付けが分業されている場合が多い九谷焼ですが、こちらの作品は九谷焼の素地師としてもご活躍中の工藤さんが素地作りから絵付けまで全てお一人で制作されています。
独特な雰囲気の素地に、西洋を感じる絵付けを施してあり、どことなくアンティークを思わせるような雰囲気があります。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
九谷焼 | 工藤 完子
プロフィール
- 1966年 金沢市生まれ
- 1984年〜86年 石川県立九谷焼研修所
- 1986年〜97年 東剛太郎氏にロクロ師事
- 2000年〜05年 九谷焼窯元勤務(ロクロ成形)
- 2000年〜06年 石川県クラフト協会会員
- 2006年 独立
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