作品説明
持ち手やフォルムが『昆虫』をリアルに表現したポットです。磁器のみで繊細に作り出された、白い作品。模様や色でなく、細やかな造形によって作られる影をも楽しめます。
ポット一つにクワガタの要素を詰め込んでいます。一例として、注ぎ口をクワガタの大顎に見立て、2本の注ぎ口から出た液体が先端で重なり注がれる作りになっています。所々に施された金彩の美しさも魅力的です。
幼い頃から今でも『昆虫』が好きな昆虫陶芸家の堀 貴春さの作品です。
鋳込みで作られたスタイリッシュなフォルムは、『昆虫』から制作のヒントをもらい、『昆虫』が持つ造形的な美しさや構造的な面白さなどを作品に溶け込ませることで、独自の表現をされています。
※白蟲seriesは、昆虫の造形的な美しいフォルムや面白さを器に溶け込ませ、「美しくユーモアのある形、だけど使いやすい形」を意識して制作しました。
<ご注意点>
手作りのお品のため、同じ表情のものがひとつとしてなく、絵柄、色味や形、大きさに個体差があります。お届けする作品はおまかせとなるため、お選びいただくことができません。
また、可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
陶芸 | 堀 貴春
プロフィール
- 1996年 東京都生まれ
- 2001年〜2014年 千葉県在住
- 2013年 第63回学展 高校部門入賞
- 2014年 東京学館船橋高等学校 美術工芸科 卒業
- 2015年 四日市萬古陶磁器コンペ 優秀賞
- 2015年 第68回瀬戸市美術展 市長賞
- 2016年 愛知県立瀬戸窯業高等学校 専攻科 修了
- 2017年 第73回金沢市工芸展 金沢商工会議所会頭賞
- 2018年 第74回金沢市工芸展 金沢市長最優秀賞
- 2019年 テーブルウェア大賞2019大賞
- 2019年 金沢卯辰山工芸工房 修了
- 2020年 金沢市にアトリエ設立
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