作品説明
コトエリ=『言葉を選ぶ』という意味合いが込められた、磁器の関守石です。
磁気の素地に数百個ものカタカナのパーツを張り付けて、九谷の絵具で彩色を付けて焼き上げています。パーツのサイズもランダムなのもこだわりです。
関守石とは茶庭や露地の飛び石や延段の岐路に据えられる石で、蕨縄(わらびなわ)やシュロ縄で十文字に結んである小石のことです。茶道の作法において、この石が置かれた場合、「これより中に入ることは遠慮されたし」の意味があります。ここから先、通り抜けを禁ずる意味の印として置かれます。
一点一点手作業で張り合わせているので、偶然にできるフォルムの楽しさを残したいという白井さんの遊び心が表れています。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
陶芸 | 白井 渚
プロフィール
- 1991年 栃木県那須郡生まれ
- 2017年 愛知県立瀬戸窯業高校 専攻科 修了
- 2017年 第57回日本クラフト展 入選
- 2018年 第26回テーブルウェア大賞 入選
- 2018年 第7回そば猪口アート公募展 準大賞
- 2019年 瀬戸市新世紀工芸館 修了
- 2019年 金沢市卯辰山工芸工房 入所
- 2020年 第76回金沢市工芸展 めいてつ・エムザ社長賞
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