作品説明
石川県珠洲市付近で生産された珠洲焼のカップです。
表面には、松やクヌギなどの雑木の灰がかけられているので、モノトーンの微妙な表情が味わいを感じれるお品物です。
珠洲焼は12世紀後半〜15世紀末頃に生産された、中世の日本を代表とする陶器の一つです。400年前に忽然と姿を消した珠洲焼は、複数の作家により復興し、1989年に石川県指定伝統工芸品に指定されました。
奥能登珠洲特有の鉄分の多い土をご自身で採取し、オリジナルブレンドした素地でろくろ成形しています。
主張が強くなく、目に優しい。生活に何げなく馴染んで溶け込むような、温かい気持ちになれそうな器です。
<ご注意点>
手作りのお品のため、同じ表情のものがひとつとしてなく、絵柄、色味や形、大きさに個体差があります。お届けする作品はおまかせとなるため、お選びいただくことができません。
また、可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
陶芸 | 芝雪
プロフィール
- 1979年 石川県珠洲市生まれ
- 2012年 珠洲焼基礎研修課程修了
- 金沢城・兼六園大茶会入選
- 2018年 珠洲市陶芸センター退職
- 珠洲市三崎町の旧本小学校に工房を構える
- 2020年 石川県立九谷焼技術研修所 実習科(造形)在籍
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