作品説明
九谷焼の素地に粘土を混ぜ、土の表情を残した生地に上絵を施したぐい呑です。
深さのあるに器に1点1点異なる釉彩と上絵、華やかな金彩が施されています。偶然生まれる金彩と絵具による化学反応の色使いは、オーロラのような発色が美しく見る角度によっても変化をお楽しみいただけます。
その時の自分の記憶に残る色、空気、匂い、雰囲気が自らを作り上げていると考え、制作する作品に大きな影響を与えています。
自然や記憶の風景を土から型をとった焼き物で造形し、その質感をもとに釉薬や絵付けの彩色を繰り返すことで表現されています。
土の温もりを感じる素地と、色絵具や様々な釉薬が見せる複雑な表情をお楽しみいただける作品です。
適度な深さと大きさの器は、酒器としてではなくお茶を飲む器としても毎日の食卓で使い易そうです。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
陶芸 | 神谷麻穂
プロフィール
- 1986年 愛知県生まれ
- 2011年 第30回長三賞常滑陶芸展 入選
- 2012年 金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科工芸専攻 修了
- 2013-2015年 金沢美術工芸大学 実習助手
- 2016年 ザプリンスギャラリー東京紀尾井町 レセプションカウンター壁面に作品展示
- 2017年 神谷麻穂(Kamiya Asaho)展(目黒陶芸館/三重)
- 2018年 CONTACT 交換する物語の部屋(黒部市美術館/富山)
- 現在、 高岡市にて制作
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