作品説明
白信楽の陶器に、九谷焼の伝統希少技法「凸盛り(でこもり)」を全面に施した徳利です。
凸盛りとは、筆ではなく小さな絞り器で「盛り絵具」という粘度の高い特殊な絵具を絞り出して描く技法です。盛り絵具は焼くとガラスのような光沢が出ますので、まるで小さなビーズを埋め込んだかのような仕上がりとなります。
部分的な装飾に使われることの多い凸盛をここまで全面的に施した作品は珍しく、1度見たら絶対に忘れないインパクトがあります。
口元には銀彩を硫化させた装飾が施されており、硫化させることで味のある表情と変色になりにくい仕上がりになっています。
装飾性の高い本作品は、一輪挿しやオブジェとしてもお楽しみいただけます。
<ご注意点>
手作りのお品のため、同じ表情のものがひとつとしてなく、絵柄の配置、色味や形、大きさに個体差があります。また、可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、商品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
陶芸 | 東元 生
プロフィール
- 1982年 石川県白山市生まれ
- 2008年 石川県立九谷焼技術研修所 本科 卒業
- 2010年 石川県立九谷焼技術研修所 研究科 卒業
- 2015年 金沢卯辰山工芸工房 修了
- 2016年 金沢市内にて独立
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