作品説明
石膏型に熱したガラスを巻き付ける「コアガラス」という技法で制作された茶巾筒です。
草花やレース模様は描いているのではなく、全てガラスで作られたパーツ(ミルフィオリ)を組み合わせて制作しています。
お茶席での茶巾入れとして使えますが、酒器や花器としてもご自由にお楽しみいただけます。
「コアガラス」は、ガラス器の成形法の一つ。メソポタミアで紀元前1600年頃に始まり、紀元前1世紀頃に吹きガラス技法の発明とともに途絶えたとされる。金属棒の先に耐火粘土等でコア(核)を造り、溶かしたガラスで覆い整形徐冷し、中のコアを掻きだし仕上げる。吹きガラス等では表現し難い、繊細な立体表現も可能な作品です。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
ガラス | 作道 僚子
プロフィール
- 1989年 金沢大学教育学部中等美術科卒業
- 1993年 富山ガラス造形研究所造形科卒業
詳しいプロフィールはこちらでご覧いただけます。