作品説明
艶やかな色調で描いた九谷焼の玉盃です。玉盃とは上を盃、下を盃をのせる台としてお酒を楽しむことができる器です。蓋物としてもお使いいただけます。
透光性の高い石のような質感の素地に、艶のあるガラス質な九谷の絵具を施すことにより、色合いが美しく目を引く作品になっています。外側は無釉の焼き締め、内側は釉薬が施されています。色の組み合わせが巧みで、色合わせの面白さや奥深さを教えてくれます。
植物や生き物を描く際に、通常曲線で描く箇所も、直線のような線を多用することにより生まれる独特な筆使いは、お洒落で引き込まれる作品です。
素地は高度な技術が必要とされる素地作りに定評があり、繊細な美意識を細部にまで通わせるセンスを併せ持つ工藤完子さんに制作していただきました。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
九谷焼 | 梅田 かん子
プロフィール
- 1979年 富山県高岡市生まれ
- 2000年 金城短期大学 美術科 陶芸コース 卒業
- 2002年 九谷焼作家松本左一氏に師事
- 2004年 九谷焼技術研究所研究科 終了
- 2004年 高岡市にて工房を築く
- 2007年 漆芸家 高瀬竜一氏に師事
- 2022年 個展 (縁煌/金沢)
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